レガシーコードからの脱却 ―ソフトウェアの寿命を延ばし価値を高める9つのプラクティス

Regional Scrum Gathering Tokyo 2023で、KeynoteぜプレゼンをしたDavid Scott Bernsteinさんが、プレゼンの中で宣伝していたので、読んでみた。

確かに、Scrumでは、開発のプロセスをどう進めていくかに関しては、多くの議論がされているが、こコードをどのようにメンテナンスしていくかは、触れられていない。確かに、Scrumはソフトウェア開発以外でも使えるので、コードの書き方に関しては言及するのは偏りが大きいと思う。
リファクターやコードの大きな変更に関しては、Scrumで言われている「勇気」を持って行うというぐらいの解釈をしていたが、この本では、コードをどのように書いていくか、メンテナンスしていくかというところに主眼が置かれていて、勉強になった。
ただ、後半の方で、「最後に設計をする」という意味が分からなかった。ユニットテストの書いて動くものができてからの設計が何を意味しているのか、ピンとこなかった。

ブックマーク パーマリンク.

コメントは受け付けていません。